日本茶 「和紅茶」

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日本茶 「和紅茶」

当店では、静岡県産9種類の和紅茶を取り扱っております。
リーフタイプとティーバッグタイプがあります。
リーフタイプは、紅茶が大好きな方へ。
ティーバッグタイプは、割高になりますが、ちょっと気軽にティータイムを楽しむ時に便利です。

日本茶 「和紅茶」

日本茶 「和紅茶」

{お茶子のお茶の四方山話}
最近、「和紅茶」という言葉を聞くようになりましたが、「和紅茶」ってなんでしょうか?
「和紅茶」とは、何の変哲もない「紅茶」なのですが、国産の紅茶のことをあえて、外国産の紅茶と区別するために「和紅茶」と呼んでいるんです。
日本の風土で育った紅茶なので、優しい香りと甘みが特徴です。外国産に比べ、香りや渋味が少ないぶん、お砂糖やミルクを入れずに、ストレートティーとして楽しんでいただきたい紅茶です。

厳密に言うと、お茶の木「カメリア=シネンシス」は、大きく分けて2種類に分類されます。
葉っぱが5センチくらいの「中国種」と葉っぱが20センチくらいの「アッサム種」です。「アッサム種」は、熱帯地域で育つお茶の木で、温暖な気候の日本では冬の気温が低くなるため育ちません。「アッサム種」は、葉っぱが大きく厚く、渋味が強いので、紅茶として製茶すると、香りや味わいが優れています。日本では、紅茶用の品種として、「中国種」と「アッサム種」をかけ合わせたものが人気です。例えば、「紅富貴(べにふうき)」や「紅誉れ(べにほまれ)」など。紅茶は、ロシアンティーやロイヤルミルクティー・アップルティーなど、楽しみ方がいろいろあります。ぜひ、「お茶子の日本茶体験」でお楽しみください。

ちなみに、日本では輸出向けに明治時代に紅茶が作られていました。
かくかくしかじかあって、その後紅茶はほとんど生産されなくなってしまいました。
(かくかくしかじかを語ると30分はかかるので、ここは割愛)
15年ほど前に、県の茶業試験場で「発酵茶ラボ」が開かれ、その後、紅茶を作る生産者さんが増えたように思います。
今では、ほとんどの茶農家さんが二番茶を紅茶として作っていらっしゃるのではないでしょうか?
土などの環境・作り手・品種によって味も香りもぜんぜん違います。いろいろな和紅茶を飲み比べてみて、自分好みを見つけてみてください。
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