「お茶子の昔ばなし その4 昔の生活を垣間見る」(*^^*)

カテゴリー │宇布乃園







「お茶子の昔ばなし その4 昔の生活を垣間見る」(*^^*)

「お茶子の昔ばなし その4 昔の生活を垣間見る」(*^^*)

もともと「おくら」の中に入っていた
本がたくさん出てきました。

いつの時代のものか…
辞書や教科書?
文を送る時の時効の挨拶本など…
「花見にさそふ文」や「お断りをする文」など
デートやビジネスの文章が、、笑えました(*^^*)

中でも注目したのは、

たくさんある本の中に、


昭和6年「懐中書画便覧」があり、
ゴム印が押されていました。



この本は、お茶子のひいおじいちゃん
和久田筆二郎のものと思われます。
なにやら、骨董品に凝っていたのだそうで…
ハンコは、
宇布乃園初代の和久田藤吉の名前のもが
押されていました。
そこから読み取れるものは、、

・製茶
・濱茶
・◯物
振替名古屋
電略〈ヤマト〉

宇布乃園では、「国産太物商」から、
製茶・濱茶・◯物商になっています!!
◯は、字が潰れていて…何だろう!
太物どころか、まだ何か商売をしていたの!!
とあれやこれや調べているうちに、
なんと!お茶子の父が読み取りました!
「屑」物でした ʅ(◞‿◟)ʃ
くずもの…なんだ、がっかり…
そういえば、聞いたことがあります!
他のお茶屋さんの話しですが、昔、
お茶を売りに歩いたら、お茶なんて買えないから
「白湯」の飲んでいる、と。
お茶を買えない人向けに、製茶で出た
屑(くず)もありますよ、ということでした。。

そして気になる「濱茶」これは、
カワラケツメイを干して乾かして
刻んで売っていたそう。
まちの人びとは、
普段はそういうお茶を飲んでいたんだそう。
ドクダミ茶とかヨモギ茶とかいろいろありますもんね。
「お茶子の昔ばなし その4 昔の生活を垣間見る」(*^^*)
以前、転がり出てきた木製のハンコ
これだっ!!
「浜名湖岸名産」だそうな。
ちなみに、「茶」の文字は、宇布乃園の
ロゴで拝借しております。

「振替名古屋」は、何だろう?と調べたら
何のことはない、今でも使っている
郵便局の口座番号でした(¬_¬)
もちろん、今はもっと桁数が増えていますが、
買ったらちゃんと振り込んでよ、
と、しっかりしてるなぁ!

それから、「電略」ヤマト
これは、電話はお金持ちしかなかったので
電報のことですね。
トトロの「レンラクコウ」を思いだしました。
さつきちゃんは、本家に行って、電話を
借りていましたねー

たったのゴム印1つから、いろいろな
ことを知ることができました(*^^*)

「お茶子の昔ばなし」は、まだまだ続きます。
お楽しみに!!




Follow